不思議体験「夢」②

 

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前回のブログ
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の続きです。

 

私のきょうだいは皆、ネコが好きでした。

実家ではこの時、

私と兄がそれぞれ拾ってきた2匹のネコを飼っていました。

 

思春期をこじらせ、家族に対し感情を閉ざしたまま大人になった私は、

ネコたちにはいつも元気をもらい、

こころを慰められていました。

 

そんな私たちも20代になり、

兄は仕事で県外へ、

私と妹はそれぞれの交友関係が忙しくなり

実家が窮屈だからと

それぞれ一人暮らしを始めました。

 

実家を出て1ヶ月ほど経ったある日、

出勤前に、母から電話が入りました。

若い方の猫、こてつ(私はチビちゃんと呼んでいた)の呼吸が荒く、

様子がおかしいので 病院に連れていくとのことです。

 

チビはまだ若く、元気なネコでした。

とても嫌な予感がしました。

仕事を終えるとすぐに、

チビが治療を受けている病院に向かいました。

病院につくと獣医さんに、

おそらく外で毒入りの餌を食べてしまい、

致死的な状態であること、

もう手の施しようがない、

ことを告げられました。

 

チビは目を開けることもできず横たわっていましたが、

私が来たことがわかると、頭を上げて懐に入ろうとしました。

これが現実であることが耐え難く、泣きながら、

苦しがるチビを実家に連れて帰りました。

 

車の中でチビを抱き

後悔と悲しみが押し寄せました。

 

自分のことばかり考えて、

大好きなネコたちを置いて実家を出たこと。

かけがえのない大切な存在が

失われようとしていること。

 

妹も実家に駆けつけて、皆でチビを囲みました。

家族皆が泣いている姿に、

心臓がえぐられるような感覚を持ちました。

 

当たり前だと思って大切にしていなかったものの大きさに

この時になって気づきました。

 

チビの事故によって家族がまた集まり、

一体となって祈り、看病しました。

 

毎日、注射をしてもらいに病院に通い、

もしかしたら奇跡が起きるのではないかと

望みを捨てませんでした。

 

5日目、

夜勤に向かう前に仮眠をとっていた私は、

こんな夢を見ました。

 

食事をしようと土鍋を開けると、

鯛めしのように、

チビがそのままの姿で料理になっていました。

全くグロテスクでも悲しくもなくて、

何でチビがこうなってるんだろう?

と思いながらも、

「これは、私の食すものだ」

と感じてました。

 

同時に、チビからメッセージがきました。

「これを糧に、モモちゃんは生きて」。

 

目を覚ますと、

チビは変わらず眠っていたのでホッとしました。

夢の意味は内心分かっていましたが、

追求するこころの余裕はありませんでした。

 

この夜勤が明けたら3連休だから、

しっかり看病しよう。

自分を奮い立たせて出勤しました。

 

夜勤から戻ると、

チビの容態は一変しており、

死がもうすぐそこに迫っていることがわかりました。

チビは家族に見守られながら

翌朝息を引き取りました。

遠方の兄にも電話で知らせ、

皆それぞれのなかのチビ(こてつ)と

お別れをしました。

 

 

私は3連休はずっと泣いて過ごしました。

後悔の念、

苦しんだ長い時間が可哀相であったこと、

でももうその中にはいないという安堵感、

あの愛らしい姿かたちがもう、この世にないという悲しみ、喪失感。

色んな思いが溢れました。

 

それだけでなく、

この1週間の、家族の愛情につつまれた祈りの日々を思うと、

涙がとまりませんでした。

 

ふと気になり、

以前書いていた予知夢メモを見てみました。

すると、1年ほど前に

今回のことを表すかのような記録がありました。

 

それは、ネコではない他の生きものの姿でしたが、

私の手の中で息を引き取る、

苦しく切ない臨終の記録でした。

 

なぜか夢の中で肺が透けて見え、

それはボロボロの肺でした。

亡くしたチビの死因となった、食べてはならない餌は

肺毒性があると獣医さんに言われていました。

 

「ボロボロの肺は、チビの肺」。

「私は、予知はしていたが、結びつかなかった。救えなかった。」

チビを失った悲しみにさらに、

重苦しい感情が重なってきました。

もう夢の記録はしないことにしました。

 

それからしばらく経っても、

悲しみは薄れませんでした。

そんなある時、

本屋で精神世界のコーナーに立ち寄りました。

ふと手にした

「サビアン占星術」という本のページを捲ってみました。

 

占星術の本は他にも持っていましたが、

これは少し変わっていて、

12星座各30度計360個、それぞれの度数のシンボルが

詩的な表現で書いてありました。

 

自分の誕生日、2月8日はみずがめ座20度でした。

そこには、

「伝言を運ぶ大きな白い犬」

とありました。

 

内容は、

「霊的な意識の発達。なかには夢で霊的啓示を受ける人もいる。
個人に役立つメッセージにとどまらず、集合的に役立つ啓示を受け取る。
自然界からもたらされる直観ではなく、
むしろ”見えない政府”といわれる神秘的な世界から、メッセージを受け取る特殊な能力。
きわめてマクロな視野で、集合社会的な状況に対する解答を得るということが多い。」

というものでした。

 

「自分のこの感覚は、生まれながらに決まってたんだ!」

私は衝撃を受けました。

自分のこの感覚が、役立てる方法があるかもしれない。

 

いや、これまでも、たくさんの気づきを与えてもらっていたのではないか。

私はそう思い、チビとのことを思い出しました。。。

 

みずがめ座20度は「見えない世界からの伝言を運ぶ」。

 

ようやく誕生日のところまでたどり着きました。

長くなったので、続きはまた次回にします。